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『仕事は1日30分!お金と時間を増やすドラクエ流成功法』菅谷義博

うさんくさいタイトルですが、労働時間を短く!というのが全てのサラリーマンの本音ではないかと思います。

【概要】
アクセンチュア出身のプログラマである著者が仕事の仕組み化・自動化を語ったもの。

実にうらやま…けしからん労働環境ですが、これも著者の考えあってのこと。
前書きではこのように語られます。
このとおり、仕事は1日30分くらいしかやっていません。
こんなふざけた生活をしていて、そもそも生活できるのか?と思うでしょうが…
…それは、自分の体で仕事をするのではなく、「仕事の仕組み」に働いてもらっているからです。


タイトルにある「ドラクエ流」というのは成功のスキームをシンプルに示したもので、ビジネスの成功パターンをドラクエの成功パターンになぞらえて解説しています。

「ドラクエ」とか「30分」とか、ビジネス書としてはどうか…というところもありますが、中を読むとしっかりした構成で、成長ステージに応じたネットビジネスと不動産経営の考え方など実践的な話題になっております。


【ポイント】
■1.ドラクエ流成功術

「ドラクエ」では旅の前にまず情報を仕入れます。町の人や長老の話を聞き、一緒に戦う仲間を集めます。ひとつひとつの戦いで経験値をお金をため、それを元手に新たな武器を仕入れます。そして最後にラスボスを倒し、最終目的「平和」を手に入れるわけですね。


ビジネスに当てはめるとこのようになります。
さてその方法論ですが、私がやっているのは次のとおりです。
何も難しいことはなく、誰でもできることでしょう。しかし、成功している人たちをよく観察すると、細かな差はあれ同じことをしているのが分かるはずです。

1、必要な分野の本を10冊読む
2、本を読んだら、その分野のセミナー、勉強会に出る
3、セミナー、勉強会で同じ目標を持つ仲間を作る
4、お金があまりかからない範囲で実践を開始する
5、実践結果を情報発信する
6、1~5を繰り返す。実践して利益が上がったら、その利益は実践のための資金として再投入する



■2.仕事の選び方

蓄積の利かない消耗的な仕事を見抜く。
世の中には色々な仕事がありますが、ある観点で大きく2種類に分けることができます。ひとつは、仕事をすればするほどきつくなる仕事。もうひとつは、仕事をすればするほど楽になる仕事。前者は、仕事に蓄積があまり利きません。それまでにどれだけ仕事を必死にやったとしても、次の仕事はまた新しいことを覚える必要があります。また、過去の仕事の使いまわしは基本的にできません。


「仕事の貯金」ができない仕事が常にエンジン全開で走り続けなければ食べていけないのに対し、「仕事の貯金」ができる仕事は、多少休んでも過去の仕事で食べていくことができる。


本文中の表から一部抜粋します。
「仕事の貯金」ができる仕事とできない仕事
できる           ⇔ できない
パッケージソフト開発・販売 ⇔ 受託ソフト開発
ハンバーガー店オーナー   ⇔ ハンバーガー店店員
作家            ⇔ ライター
オーナー社長        ⇔ サラリーマン社長




■3.ビジネスの選び方

ネットビジネスありき、あるいは不動産経営ありきではなく、広い視点でビジネスを捉えています。

ネットビジネスと不動産経営で成長と安定を両立する。

・まずネットビジネスですが、最大のメリットは資本金がほとんど必要ないということです。…逆にデメリットとしては、変化が激しすぎて安定性に欠けるという点です。1,2年という単位ならともかく、10年後も同じビジネスで稼げるか…というと、なかなか難しいでしょう。

・これに対し不動産経営者、平たく言えば「大家さん」は、資金がそれなりに必要です。実は一般に思われているほど自己資金は必要ないのですが、それでも数百万円程度は用意する必要があります。また資金がいるわりに、それほど大きく儲かるわけではありません。しかし大きなメリットがあります。他の仕事と比べ、収入がかなり安定しているのです。



■4.その他

著者のビジネス経験を通じた箴言あれこれ。

人間は判断に時間をかけると、多くの場合「行動しない」という方向に思考が進むのです。


前述のドラクエ流成功法で、情報収集プロセスでの読書数を「10冊」に限っている理由
いくら情報を集めたところで、実践しなければ何も成果は残せません
 …ですから情報収集も大事なのですが、ある程度情報をためたら、意識的にアウトプットのための時間をつくってみることをお勧めします。


資金が500万円未満であれば、ネットビジネスを先に始め、まず資金を増やしたほうがよいでしょう。





【感想】
不動産経営の話であったとおり、自己資金なしで始めると修繕費などで詰んでしまうということですので、まずはネットビジネスで資本をということになります。

本書では不動産系の参考書が挙げられていますが、WEB関係での関連書も多いので、著者のドラクエ流成功術のパターンにのっとって、10冊読んでみると方向性が見えてきそうです。





【参考】
・Pha『ニートの歩き方』
有名どころですが、仕事への考え方のほか、WEBサービスを作るときに使えるさまざまなサービスが紹介されています。



・日野瑛太郎『脱社畜の働き方』
会社に勤めながらも、自分自身の事業を「プライベート・プロジェクト」として進めるための考え方が紹介されています。


・『1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法』クリス・ギレボー
http://shisetsutosyokan.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
「小さく始める」ための考え方。

・『まだ「会社」にいるの?』山口揚平
http://shisetsutosyokan.blog.fc2.com/blog-entry-10.html
ある程度の規模になれば、節税などの点からも「独立」、法人化となってきます。




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『まだ「会社」にいるの?』山口揚平


kmg_090403_01 海とビジネスマン / kwimsnr


そう問いかけられるとあらためて考えてしまう。
「そういえば、なんで会社にしがみついているんだろう?」

著者は大手コンサルでM&A担当として活躍したそうで、その後独立した経歴を活かして独立精神を語る。
といってそこまで大げさに構えず、独立を「普通のこと」として捉える視点が新しい。

昔はみんな独立していた。
総務省統計局の調査によれば、1960年代、今から約50年前には、約60%の人が自営業者か家族従業員、つまり独立時業者でした。
…約50年前は、独立していることは極めて普通のことだったということです。ここからわかることは、独立とは「向き・不向き」の問題ではなく、誰でもできる単なるスキル・技術、そして姿勢の問題にすぎないということです。



独立ありきではなく、疲弊した会社での無理ゲーからどう脱出するか。
仕事では、個人のスキルを除けば、責任の重さやノルマが、自由度や権限を上回らないようにしなければなりません。もし、上回ってしまったら、その分を、努力と根性という「精神力」で埋めなければならなくなるからです。それは、最初から「負け」が確定したナンセンスな方法です。


独立と起業との違い。家族が食えるだけのスモールビジネスは「独立」カテゴリに入る。
独立とは、1人で食べていくことやその状態を指し、起業とは、新しいビジネスを創ることです。


仕事とは期待値設定から始まる。
能力を高めるより、期待値を下げた方がいい。
仕事は、「期待値設定」→「コミットメント」→「実行」の繰り返し

あらかじめ期待値を下げておき、実行段階でその期待値を超えるパフォーマンスを出すと効果的なようです。


この他、エリートサロンとしてのMBAの効用や、自己啓発書の使い方といったビジネス書好きにはたまらないトピックもあります。


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『1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法』クリス・ギレボー (著), 本田直之 (翻訳)


Vegas winnings. / BuzzFarmers


起業というと「借金を背負って大冒険!」と思いがちですが、最近は小さく始めるスモールビジネス系の起業論が語られています。

本書は、レバレッジシリーズでおなじみの本田直之さんによる翻訳本。
原題は"The $100 STARTUP"で起業の初期段階について語られています。
無駄を嫌う翻訳者だけあって、本書も「悩むのは無駄」といわんばかりの切れ味です。

一言でいうと、「あれこれ悩まず、少額で小さく始めてビジネスを回していこう」という呼びかけです。
本書から、小さなビジネスを始めるにあたって考えるべきことを3点紹介します。

1 ビジネスを始める前に考えるべきこと
意欲的なビジネスオーナーの多くが犯す過ちが2つある。しかもその2つは関連している。1つはプロジェクトを始めるためのお金をどこで手に入れるか考えすぎること。そしてもう1つはビジネスによる収入がどこから入るのかほとんど考えないことだ。



2 プライシング 思い込みから自由になるための発想
価格を決定する最悪の方法は、それをつくるのにどれくらい時間がかかるか、あるいはあなたの時間にどれくらい「価値があるか」を考慮することだ。あなたの時間にどれくらい価値があるかは、完全に主観的な問題だ。…提供するベネフィットに基づいて価格を決めるときは、一歩も引かない覚悟をしよう。いくらにしようと、高すぎると文句を言う人は必ずいる。これまで会った人たちのなかで、「新しいビジネスが成功しているのは業界最安値をつけているからだ」と言った人は、ほとんどいなかった。



3 最後の一歩を踏み出すために。「撃って、構えて、狙う」
夢を追うのに、誰かの許可がいるはずもない。あなたが一万円起業を始めるのを待っているのなら、待っていないで始めよう。




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