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『宴会を制する幹事は仕事も制す』篠原あかね

役員秘書として数々の宴会手配を手がけた著者が自らの経験を理論化したもの。
のち研修講師となった著者の経歴からはコミュニケーションの達人であることが伺える。
本書では経験から導かれた知識が言語化・体系化されているので適用範囲が広い。
"ハーバード流宴会術"をさらにテクニカルに噛み砕いた印象。


著者の視点はこんな感じ。

○幹事業務は伝承ではなく実学として体系化できる。

○宴会幹事の得手不得手は才能や個性ではない。

○あなたが一番大切にしているお店は、宴会に使わないことです。いくら自分が優秀な幹事であっても、参加者のその日の状況によってはお店に迷惑をかけることもあります。


その他、宴会に来ない社員へのアンケートなど興味深いデータも紹介されています。

○「行きたくない」理由
・会費が高い
・食べ物の好き嫌いが多いため、料理があまり食べられない。会費を払って損した気分。
・煙草の煙が服や髪についてイヤ
・管理職というだけで会費を余分に取られる




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2013ベスト本(キャリア・仕事編)

キャリア、仕事術について。
根性論の前に先人の技術を学ぶもの。
「やる気とか訳のわからんことを言ってるんじゃねぇ!」という人向けです。


凡例:●書名 ○引用


●坂口孝則『モチベーションで仕事はできない』2012

私的ベスト。著者みずから前書きで「モチベーションゼロの仕事術」というとおり、やる気に頼らず、仕事を技術として捉える視点。合理主義の香り。根性論に堕さないみごとな知見。

○自分のモチベーションを立て直すよりも必要なことは、仕事のやり方を変えること。やる気がないままでも、ただただ淡々と仕事を重ね、仕事の技術を向上させることが重要。

○仕事の結果が出ないとき、「やる気がないからだ」と叱責するひとがいる。こんなことが、世の中の中途半端な自己啓発書にあふれているのだ。そうではなく、仕事の成果がでないときは単に技術不足のことがほとんどだ。→自分なりの教科書や作業標準書を作る。

○モチベーションアップの宣教師たちがあげた3つは、次のとおり書き換えられるべきだろう。
・失敗したら成長のチャンスと思え → 思わなくてもいいから、失敗の原因対策をしろ。
・目標を持て、セルフイメージを高く持て → 持たなくてもいいから、仕事のムラをなくせ。
・仕事を愉しくしろ → 愉しくなくても仕事を淡々とこなす技を身に付けろ。






●日野瑛太郎『脱社畜の働き方』2013

東大出身ながらニート気質にあふれ、「脱社畜ブログ」で大評判をとった著者の仕事観。
起業失敗→社畜→再度起業という経験から、会社員への過剰要求の矛盾を突く。

○僕は、こういった「残業前提」のスケジュールを立てて涼しい顔をしている経営者やマネジャーを見ると、激しい怒りに駆られる。こんなスケジューリングをした時点で、彼らが自分たちの仕事をちゃんとこなしていないことは明確だ。…残業前提のスケジュールは、もはやスケジュールと呼べる代物ではない。

○体や心を壊してまで果たさなければならないような責任なんて基本的にはない。それに、体や心を壊してしまったら結局責任だって果たせない。

○しかし、実際起業をした立場で会社員としての待遇を考えてみると、これはどう考えても割に合わないということに気付く。だって、バカバカしいじゃないか。「経営者目線」を持って会社のために行動しても、本当に経営者がもらえるだけの見返りは、決してもらえることはないのだから。






●本田直之『レバレッジ・リーディング』2006

オールタイムベスト。読書で自らのキャリアを切り拓き、セミリタイアを楽しむまでになった著者の仕事論・読書論。自身のめんどくさがりという欠点を活かし、徹底した効率化を行う。いわば「人生の効率化」

○誰か成功した人のやり方を学んで、そこに自分なりの応用を加えるのが成功への近道。試行錯誤に労力を使うのではなく、結果を出すために時間や労力を使う。

○本のストックは切らさない。ダメ本はさっさと読むのを止める。

○成功のはしごに足をかける前に、それが目当てのビルに立てかけてあるかどうかを確かめよ。ステーブン・コヴィー


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2013ベスト本(マネー編)

アーリーリタイアを目指す人には外せない「お金」の話。お金の概念。人生への位置づけ。
今年の新刊では2008年刊行の『お金の運用術』の改訂版がよくまとまっている。その他、基本書。


凡例:●書名 ○引用

●山崎元『全面改訂 超簡単 お金の運用術』2013
新書版で繰り返し流せる基本書。投資、お金についての考え方を概観。
投資ありきではない視点。「投資は6番目に大事」とするのが新しい。

○豊かさへの影響度
1、稼ぎの多寡(ダブルインカム、老後の仕事、副業…
2、支出・貯蓄の習慣
3、住居・不動産(所有にこだわるな、分相応に、時間もコスト
4、保険
5、自動車
6、資金運用 ※ただし、運用元本の増加とともに重要度が増す。






●ジョージ・S・クレイソン『バビロンの大富豪』2008
オールタイムベストなマネー哲学の基本書。原書は1920年代のベストセラー。
10分の1天引き貯金による投資原資づくり。

○財布にコインを10枚入れたら、使うのは9枚までにする。

○私たちがそれぞれ「必要経費」と呼んでいるものは、自分で気をつけていない限り、必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまう。…必要な経費と自分自身の欲求を混同してはいけない。





●本多静六『私の財産告白』S25初版
こちらもオールタイムベストなマネー哲学の基本書。
著者は苦学して帝大教授になるも、その貧しい生い立ちを忘れず、徹底した倹約生活を実行。問答無用の「4分の1天引き貯金」で投資原資を積み上げる。小さい原資を大きく育てていく様子はバフェットの「スノーボール」にも通ずる。

○苦しい苦しいで普通の生活を続けて、それでもいくらか残ったら…と望みをかけていては、金輪際余裕の出てこようはずはない。貧乏脱出にそんな手ぬるいことではとうていダメである。いくらでもいい、収入があったとき、容赦なくまずその4分の1を天引きにして貯金してしまう。そうして、その余の4分の3で、いっそう苦しい生活を覚悟の上で押し通すことである。

○金というものは、雪だるまのようなもので、はじめはホンの小さな玉でも、その中心になる玉ができると、あとは面白いように大きくなっていく。


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