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赤羽雄二『ゼロ秒思考』


Thinking RFID / @boetter


コンサル系の人がよく「“考える"と“悩む”は違う」と言っていますが、何がどうちがうのでしょうか。

本書ではマッキンゼー出身の著者が、自らのアタマの整理術を紹介し、「考えること」そのものについての考え方を示しています。
実際に試してみると、シンプルな仕掛けでの思考の筋トレといった雰囲気で、シンプルであるだけにスグに使え、どこでもできるものとなっています。

本書で紹介されるメモの技術は、「テーマごとにA4用紙1枚を使い、1分で4-6行のメモを書く」というもの。
いうなれば脳のデフラグ的な作業で、さまざまなテーマを用い、1日10枚を書き続けることで、頭の中のもやもやがすべて吐き出され、思考の堂々巡りがなくなるというものです。

この1分メモには何を書いてもいいんだろうけど、初心者のために膨大なサンプルが用意されています。

テーマの例
・なぜ課長はあんな嫌な言い方をしたのか?
・自分はどういう時、元気が出ないのか?
・どきどきしてもかまわず行動する方法はあるか?
・どういう時、頭がよく整理できるか?


技術面とセットで、メモによる「ゼロ秒思考」を支える著者の思想も語られています。
とにかくモヤモヤ吐き出して、書き出して、脳のメモリを解放するのがコツのようです。

1ページ1分で、思いついた瞬間に書く


メモに書かないと、同じことばかりああでもない、こうでもないと考え続けるので、悩みが減らないし、頭を無駄に使っている、時間を大変に浪費しているという証明でもある。


私の経験上、ほとんどの方が多かれ少なかれ悩みつつ、手探りで仕事をしている。もやもやを抱えつつ進めている。それを上司や先輩が助けてくれることはあまりない。ダメだしはするが、考えのプロセスを丁寧に教えてくれ、どうやったらもっとうまく考え、企画できるか教えてくれることはまずないだろう。当然、アウトプットの質が急激に上がるはずもない。これは会社だけでなく、自分にとっても大きな損失だ。



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