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『いつまでもデブと思うなよ』 岡田斗司夫

07年刊行の(当時としては)斬新なダイエット法を紹介したものです。
仕組み化の考え方、無意識の習慣への認識、段階を追ったプロセスはダイエットばかりでなく、一種の成功法則のレベルまで高められています。

【概要】
摂取カロリーを記録するだけ、という触れ込みの「レコーディングダイエット」創始者による体験記。
記録するだけで対象に意識が向き目標を達成しやすくなる、という画期的な発見は、当時のビジネス書ブームの中で勉強法などにも応用された。
レコーディングダイエットの技術はもちろん、本書を読むと、そのテクニカルな部分を支える思想、世界の見方が見えてきます。


ヤングステーキ200g。とりあえずマッシュポテトがうまいのさ。 / hirotomo


【ポイント】

■1、現状把握
「太るような行動」を毎日、それも無意識にまで習慣化しているからこそ、人は太る。だから「太っている」という状態から逃れるのは簡単だ。まず自分がいかに「太り続ける行動」を毎日しているか、充分知るだけでいい。カロリー制限なんて、まだ必要ない。まず現実を、それも「自分自身が目をつぶろうとしている現実」を把握するのが一番なのだ。

同じものを食べていて「太りやすい人」がいるのも、体質よりもまずは「習慣」を疑うべき、という指摘が目新しい。「体質だから仕方ない」とあきらめるのではなく、さらに掘り下げて原因追及し、対策を立てるスタイルは適用範囲が広そうです。

■2、続けられる仕組み
「辛い思いが多ければ多いほど、早くやせる」
そう思いがちだが、けっしてそうではない。不必要なガマンはしない。効率の良い行動だけを選んでも充分やせるのだ。

精神論や根性論でなく、目的達成につながる行動を追及しています。著者のことばを借りると、「体育会系でなく文科系でもできるダイエット」というもの。

■3 マイナス思考からの脱出
この二回目のダイエット時に身に沁みてわかったのは、ダイエットを始めると、親切な人が様々な助言をしてくれる、ということ。そしてそれが、不安にさせてくれるということだ。
…私は気が小さいから、言われるだけで不安になる。せっかく順調に痩せているのに、少しずつ、「あれもやんなきゃ、これもやんなきゃ」と無理して増やしていってしまう。
…こうなってしまうと、ちょっとしたことで気力が落ちるだけで、ぷっつりと糸が切れたように制御が利かなくなる。結果はリバウンドへと一直線だ。


最近のやる気本、習慣本でも指摘されている内容です。「目の前のことに集中する」「小さく始める」という視点。


【感想】
ダイエットがテーマですが、それだけに限らず社会の構造を示しているように感じられました。
過去のダイエット失敗体験が語られますが、これには考えさせられます。。周囲の善意に振り回され、"やせる"という本来の目的を見失って"ダイエット道"に落ち込む様子。誰しも体験があるのではないでしょうか。
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